新型コロナウイルス対策の一環で、給付金が支給されそうです。
通常の経済活動が妨げられている現在、少しでも足しになればありがたですよね。
しかし、注意しなければならないのが、給付金支給に乗じた詐欺。
すでに電話やメール、SNSなどを使った詐欺が出ています。
騙されないように、コロナ給付金詐欺の手口を見ていきましょう。
コロナ給付金詐欺の手口
支給はされるとは思いますが、まだ詳細が決まっていないのに、詐欺が横行しています。
その速さに驚くばかりですが、十分に注意しましょう。
電話での詐欺
熊谷警察署からお知らせします。
https://service.sugumail.com/kumagaya/member/portals/detail_mail/2923228
県外において、市役所等を装い「コロナ対策でマスクと助成金の給付があります」などと言ってATMを操作させる詐欺の電話が確認されています。
電話で「コロナ給付金が受け取れます」などと誘い、ATMを操作させて振り込ませる手口です。
まだ、コロナ給付金の申請方法は決まっていませんが、電話で申請のお知らせがくることはありません。
また給付金に限らず、還付金などはATMで受け取れるものは一切ありません。
メールを使った詐欺
「コロナ給付金を受け取れます」「申請方法はコチラ」などの言葉を記載して、リンクをクリックさせる手口です。
リンク先は怪しい広告だったり、攻撃サイトだったりします。
ウイルスを侵入させて、パソコンから情報を読み取られたりすることもありますので、不審なURLはクリックしないようにしましょう。
SNSをつかった詐欺
SNSもメールと同じく、URLを記載してリンクを踏ませます。
偽サイトに誘導し、クレジット情報などを盗むという手口です。
コロナ給付金だけでなく、Amazonや楽天、宅配業者、銀行などを装って届きます。
名前を知っている企業から送られたものでも、注意が必要です。
コロナウイルス関連で詐欺が横行
給付金詐欺だけではなく、マスクや除菌グッズが手に入るといったような詐欺も横行しています。
混乱に乗じて詐欺が行われるのは、世の常とはいえ、なんとも言えないものがあります。
これは日本だけではなく海外も同じです。
9日(現地時間)、フランスの日刊紙ル・パリジャンによると、公共の場所で警察や保健当局関係者を装い、マスクをした中国人からお金を巻き上げる犯罪が頻発している。
https://s.japanese.joins.com/JArticle/263547?sectcode=A00&servcode=A00
フランスでは実際に覆面禁止法という法律があり、それを利用した詐欺のようです。
また、詐欺とまではいかなくてもコロナ騒ぎに乗じた売り込みや借金の申し入れなどもあります。
すでに禁止されていますが、マスクの高額転売なども問題となりました。
こういった非常時には、助け合いの精神が必要だと思うのですが、一攫千金のチャンスだと捉える人もいるのですね。
詐欺には注意しつつ、早く平穏な日々が戻ることを祈りましょう。