
大きな亀が守り神。
兵庫県の家島にある「どんがめっさん」という亀の形をした岩。
TV番組「ナニコレ珍百景」で紹介されるようです。
どんがめっさんの住所とその由来について調べてみました!
どんがめっさんの住所
どんがめっさんは兵庫県姫路市にある、家島本島にあります。
どんがめっさんまでのアクセスですが、家島本島へは船で渡るほかありません。
姫路港から定期船が出ています。1時間に1本もしくは2本ぐらいの間隔です。
”http://h-ieshima.jp/liner.html”
約30分後、真浦港で降り、徒歩での移動です。
基本的に自動車は乗り入れられませんので、家島での移動手段は徒歩、もしくはレンタルサイクルでの移動となります。
真浦港からどんがめっさんまでは、徒歩で1分。
港の北にある真浦区民総合センターの隣にあります。
見学は自由とのことですので、ゆっくり100回撫でてご利益をいただきましょう!
どんがめっさんの由来

https://4travel.jp
遠い遠い大昔、家島に美しい白髪を束ねた長いひげをもつ品のいいおきなと、気持ちが優しく、大変利口な力持ちの海亀がいました。ある日、おきなが亀の背中にのって、つりをしていると、吉備水道の方角から大船団が近づいてきました。様子をうかがっていると、船の上から「おまえはこのあたりの海のことをくわしく知っているか」とたずねられました。おきなは、「この海のことは、どんなことでも知っています。何なりと申しつけてください」と答えました。すると、「われわれは東国(今の関東)の従わない者たちを討つので、ここから難波(今の大阪)まで案内してくれないか」とたのまれました。
おきなは、亀にのって先頭に立ち、岩礁や浅瀬をさけて東へ東へと船を進め、難波ヶ崎まで案内しました。おきなと亀はみんなからほめたたえられ、大喜びでした。おきなは、難波の人たちからも大かんげいを受けていそがしくしていたので、亀は、仕方なく一人で家島に引き上げることにしました。家島に帰り着いた亀は、「主人は今頃どうしているのだろう。早く帰ってこないかなぁ」と主人の帰りを待ちこがれ、来る日も来る日も東の天神鼻の沖をながめながら、いつまでもなぎさからはなれようとしませんでした。その後、長い年月が経ち、とうとう亀は、その場でこりかたまり、石になってしまいました。
石になった亀は、今は、真浦桟橋近くの山すそにあって、海上安全をいのる家島の人々から「水神・水天宮」として玉垣をめぐらせて、大切にまつられ、人々からは「どんがめっさん」と親しみをこめて呼ばれています。
http://umiyamakawashinbun.net/
少し長いので要約します。
家島に、お爺さんと海亀がいました。お爺さんは海のことに詳しかったので、ある人に家島から難波まで案内を頼まれました。お爺さんは海亀にのり、難波まで案内をし、難波で歓迎を受けました。一足先に海亀は家島に戻りましたが、お爺さんは帰ってきませんでした。毎日、お爺さんの帰りを待っていた海亀はいつしか石になっていたというお話です。
忠犬ハチ公ならぬ、「忠亀どんがめっさん」というわけです。100回なでると願いが叶う理由については、よくわかりませんでした。実際になでたら分かる?
2600年前からあるというどんがめっさん。現在は水の神様として見守ってくれているようです。
どんがめっさんに対する反応
ブログ更新☆ 亀に願えば: そういえば…この前家島に行った時に頭をなでたら願いごとが叶う、どんがめっさんすごく大きくて可愛い! https://t.co/l1nu5VTTii
— みなとゆうこ (@minatoyuko) 2016年6月16日
家島の岩、どんがめっさん。
亀が主人の帰りを待ってるうちに、岩になったらしい。
亀がとか岩にとかの前に、そもそもご主人はこんな大きい亀を飼ってたのか!?というところにつっこみたくなってしまう pic.twitter.com/6lgmnPmYB5— churateada (@churateada) 2014年5月4日
@canti0 いえーしまーいえーしまーいちどはおーいでーどんがめっさんーどんがめっさん♪
— ( ˆᴗˆ ) (@woonerf) 2015年1月9日
どんがめっさん:まとめ
・どんがめっさんの住所は兵庫県姫路市家島町真浦522-21
・100回なでるとご利益があると噂
・ナニコレ珍百景で紹介
姫路市からわずか30分で島旅が楽しめる家島。
風光明媚な土地に、豊かな海の幸。どんがめっさん以外にも様々な魅力がある島です。
兵庫に行くなら、気軽に家島にも。どんがめっさんに会いに行きたいですね。