新型コロナウイルスに関連して、マスクや除菌グッズなどの品薄が続いています。
またデマ情報から、トイレットペーパーが店からなくなるという事態も起こっています。
そんな中、今度は納豆が品薄になっているそうです。
納豆が感染を防ぐという情報が流れているようですが、デマなのかどうか調べてみました。
納豆が感染を防ぐとデマ?
納豆をよく食べる県に、新型コロナウイルスの感染者がいないということで、納豆の品薄が続いているようです。
まあ、デマというか、なんというか。
鵜呑みにしてはいけませんよ。
新潟県も納豆をよく食べる県ですが、新潟でも新型コロナウイルスの感染者がでています。
たしかに納豆は健康にいいものですが、昨日今日、たくさん食べたからと言って免疫力が上がる効果は感じられないでしょう。
逆に、納豆の食べすぎは注意が必要なぐらいです。
そして、新型コロナウイルスに対する直接的な効果もないと考えられます。
出所不明な情報に惑わされず、落ち着いて対処しましょう。
納豆は免疫力を高める食品
納豆は免疫力アップに効果が期待できる食品です。
納豆菌がビフィズス菌の増加・安定化に役立ち、整腸作用が高まります。
その結果、腸の働きがよくなり、免疫力があがると考えられているのです。
そもそも納豆の原材料である大豆には、タンパク質、ビタミン、食物繊維、カルシウムなど、栄養が豊富に含まれています。
健康にイイコトずくめの食品であることは間違いないです。
また、こんな情報もあります。
1998年にO-157の集団感染症が発生した岐阜市の小学校で、O-157感染と生活習慣に関するアンケートが行われました。その結果は、納豆をよく食べる(週3回以上)生徒の保菌・発病率(菌陽性有症者率)は、まったく食べない生徒の約1/3となっています。
http://www.natto-science.jp/effect.html
しかし、食べ過ぎはよくありません。
納豆菌は最強の菌といわれるほど、強い菌です。
食べすぎることにより、腸に必要な乳酸菌などのほかの菌がやられてしまいます。
納豆は1日1パックで十分です。買い占めるほどではありません。
長く続けてこその健康法ですね。