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令和の出典が漢籍でなく万葉集の理由は?なぜ今まで中国古典からだったのか

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新しい元号である「令和」。

その出典は万葉集にあると説明されています。

令和で248番目となる元号ですが、これまではすべて漢籍(中国の古典)からの出典となっていました。

なぜ、今回はじめて日本の古典である万葉集からの出典となったのでしょうか。

令和の出典が漢籍でなく万葉集の理由

新元号の案は6つあったと言われています。

そのなかにはもちろん漢籍を出典とするものもありました

そして、万葉集はじめ古事記など日本の古典出典とするものも。

 

結果として日本の国書である万葉集を出典とする「令和」が選ばれたわけです。

その理由として安倍首相は下記の通り説明しています

特に万葉集は1200年あまり前の歌集ですが、一般庶民も含め地位や身分に関係なく幅広い人々の歌がおさめられ、その内容も当時の人々の暮らしや息遣いが感じられ、まさにわが国の豊かな国民文化を象徴する国書です。これは世界に誇るべきものであり、我が国の悠久の歴史、薫り高き文化、そして四季折々の美しい自然。こうした日本の国柄はしっかりと次の世代にも引き継いでいくべきであると考えています

もっともな理由だと思います。

さらに質疑応答のなかでは、

我が国は歴史の大きな転換点を迎えていますが、いかに時代がうつろうとも日本には決して色あせることのない価値があると思います。今回はそうした思いの中で、歴史上初めて、国書を典拠とする元号を決定しました

 

元号はもともと中国の政治制度で使われていたものです。

それを日本でも取り入れたわけですが、日本の元号なので中国出典にする必要もないと思います。

もちろん歴史を重視し、伝統を守る考え方も理解できます。

しかし、はじめて事前に改元が定められた今回の元号。

新しい一歩を踏み出した選定委員の方、安倍首相を評価したいと思います。

 

そもそもなぜ漢籍出典だったのか?

そもそも元号はなぜ漢籍出典だったのか。

それは上記でも述べたとおり、元号自体が中国の政治制度で用いられたものという理由があります。

そして、古来の日本の政治は中国の進んだ政治制度を模範としてきました。

元号の出典元となってきた漢籍というのは、いわゆる儒教の経書である四書五経のことです。

儒教の教えが国民を統治する理想でした。

ですから国民統治の象徴ともいえる元号に、漢籍がつかわれてきたと考えることもできます。

 

しかし、すでに中国の政治制度を模範とする時代は、はるか昔のことです。

歴史や伝統を重んじる考えは理解できますが、天皇陛下が生前退位を決められた歴史的転換点。

国書を出典とする「令和」という元号は、素晴らしいと思います。

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「令和」が国書由来に対する世間の声

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おわりに

新元号「令和」の出典について調べてみました。

そもそも漢字が中国由来ですし、影響は逃れられないでしょう。

ひらがなで「れいわ」や、カタカナで「レイワ」だとちょっと嫌ですしね。

あっ漢字やカナカナも漢字由来か(笑)

 

国書でも漢籍でもいいと思います。

大事なのはそこに込められた意味ではないでしょうか。

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