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蘭は珮後(はいご)の香を薫すの意味は?令和の出典元の梅花の歌全文

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新たな時代は「令和」の時代。

あたらしい元号が決まりましたが、その出典元になった万葉集についても話題になっています。

特に注目されているのは歌に出てくる「珮後」という言葉。

全く聞いたことがない人が大多数と思われ、意味を知りたい人が多いみたいですね。

今回は、「蘭は珮後の香を薫す」の意味を調べてみました。

蘭は珮後の香を薫すの意味

まずは「珮後(はいご)」の意味から。

珮(はい)というのは奈良時代に礼服につけた古代の装飾品だそうです。

つまり、珮後というのは珮という装飾品の後ろという意味になります。

ただ、これだけではちょっとわかりにくいですね。

 

では、蘭は珮後の香を薫すの意味を見ていきます。

主語は蘭で、動詞が薫らすです。

薫(くゆ)らすは、煙を立てるという意味ですが、主語が蘭なので香りを匂わせているという感じでしょう。

 

ここに珮後がつくとどうなるでしょうか。

直訳すると、装飾品の後ろの香りということになります。

装飾品の後ろにはなにがあるでしょう。

それは装飾品をつけた人です。

 

蘭の匂いは、装飾品をつけた人のような香りだと言っています。

つまり、蘭は珮後の香を薫すの意味は、

蘭はきらびやかな装飾品をつける高貴な人が身にまとうお香のような香りを匂わせている

という意味になりますね。

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梅花の歌全文

初春の令月(れいげつ)にして、氣淑(きよ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す。

時は初春しょしゅんの令よき月(※この場合、『令』は”物事のつやがあるように美しい”の意)、空気は美しく、風は和やかで、梅は鏡の前の美人が白粉おしろいで装うように花咲き、蘭は身を飾る衣ころもに纏まとう香こうのように薫かおらせる。Wikipediaより

新しい元号である「令和」は、はじめての国書からの出典となりました。

万葉集の梅花の歌の一文ということですが、とても優雅な歌ですね。

 

元号が発表されたとき、実はなんだか冷たい感じがするなあと思いました。

それは、やはり「令」の字にあります。

 

「令」という字は、一般的には命じるという意味です。

命令するという熟語がすぐに浮かびます。

言葉自体にいい意味も悪い意味もありませんが、やっぱり命令と聞くとネガティブなイメージもあります。

 

しかし、この歌にある「令月(れいげつ)」の意味は、何事をするにも良い月、めでたい月という意味なんですね。

令という字が、こんな意味の言葉に使われているなんて、全く知りませんでした。

言葉の意味を知って、印象が変わりましたね。

 

首相談話では「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められている」と説明がありました。

新しい時代がやって来ようとしていますが、まさにこんな時代にしたいものです。

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新元号に対する世間の反応

 

おわりに

今回は新元号の出典となった「万葉集」梅花の歌の一文、蘭は珮後の香を薫すの意味について解説しました。

調べてみて、とてもいい歌だなと思いました。

そして、新元号「令和」に込められた意味も素晴らしい。

日本にそんな未来が訪れるように祈りたい気持ちになりました。

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